Toshi

Mutter

ヘアカラー基礎の基礎①。

皆さん

こんにちは♪

 

今日はヘアカラーの基礎的な部分を記事に残したいと思ってます。

内容的にはスタイリスト経験がある人には知ってて

当たり前の内容ですが、近年多種多様なサロンが

多く展開されてる中で、ちゃんとした知識も持ち合わせてない

又は間違った情報でお客様に提供してる事が多くみられるので…。

誰かの目に留まり、良い発見がある事を願って

気合い入れて書きます!!

 

ヘアカラーなんて混ぜて塗って時間置けばどれも同じだろう?

答えはNoです。

これは、市販のカラー剤や業務用のカラー剤関係なく

カラー剤の調合や放置時間はお客様個々に違いが生じ

間違った方法で提供・使用するとヘアダメージの原因や

従来の髪の毛の性質を変えてしまう恐れがあります。

 

そして、一度破壊された毛髪は元に戻る事は難しいのです(´;ω;`)

綺麗な髪の毛に戻すためには何年もかけて

ヘアケアを行っていくしかないのです…(>_<)

パッサリカットするのは別ですが…。

 

上記の事を少しでも思った人は是非この記事を読んで

正しい知識を持って欲しいと思います。

 

※専門学校で習うレベルです。

自分はヘアスタイリストのプロフェッショナルと

自負する方はそっと閉じてくださいまし(>_<)💦

 

【ヘアカラー(染毛剤)種類】

近年、市販のカラー剤でもシャンプー式やトリートメント式

ハーブやらヘナやら沢山の染毛剤が存在しますね。

片っ端から解説します!←大丈夫?w

 

ヘアカラー剤の種類はまずそれぞれ

●一時染毛剤…一時的に色を付着させる。

●半永久染毛剤…半永久的に色をコーティングする。

●永久染毛剤…毛髪内部の色素を変化させる。

の3タイプに分類されます。

更にそこから各カラー剤の特徴から種類分けします。

 

一時染毛剤

【油脂型】…ポマードやワックス、クレヨンステックなどで化粧品タイプ。

主成分は顔料。

物理的に付着しているだけなので一回のシャンプーで落ちる。

 

【樹脂型】…カラースプレーやジェル、マスカラなどで化粧品タイプ。

主成分は顔料。

こちらも一回のシャンプーで落ち、一時的に色付けするイメージです。

 

半永久染毛剤

【酸性染毛剤】…酸性ヘアカラー、ヘアマニキュア、カラートリートメントやシャンプー、カラーフォームなどで化粧品タイプ。

㏗2~4(酸性)

主成分は酸、酸性染料

髪への損傷が比較的少ない。色が地肌に付着しやすい。カブレの心配が少ない。

色落ちしやすい、一般的な毛髪で約2~4週間。

※酸性タイプのカラー剤は別枠※←注意!

 

【植物類】…主に粉末状の染毛剤、化粧品タイプ。

酸性

主成分は100%植物、ヘナやハーブ

毛髪や頭皮に対しては比較的ダメージレスで染めれる。染まりは薄い。色のバリエーションが非常に少ない。

※ハーブカラーやヘナと称して主成分にアルカリ剤が混入されてる場合がある。偽物注意!!

 

永久染毛剤

【非酸化型】…クリーム状または液体状の薬剤。医薬部外品

アルカリ性

主成分は鉄やタンニン酸

カブレの心配は比較的少ないが明度が低い(暗い)、パーマ等がかかりにくなる。

 

【酸化型】アルカリ性。クリーム状や液体状、粉末状がある。医薬部外品

㏗8-11(アルカリ性)

主成分は酸化染料、アルカリ剤、過酸化水素

色のバリエーションが広い。髪の損傷の心配がある。薬品使用前にパッチテストを行う必要がある。色持ちは一般的な毛髪で2~3ヶ月。

※色持ちとは色素=色合い=色名=COLOR※

※脱色で出る明るさと色合いは別物※←基礎②で解説します。

 

【酸化型】…弱酸性、中性、染料補給剤。、クリーム液状。医薬部外品

㏗6-8(中性、弱酸性)

主成分は酸化染料、過酸化水素

髪の損傷は比較的少ないが、明度(明るさ)が低い。パッチテストが必要。

色持ちは1~2ヶ月。

 

【脱色剤】…クリームや液状、粉末状。医薬部外品

㏗9~11(強アルカリ性)

主成分はアルカリ剤や過酸化水素、過硫酸塩。

いわゆるブリーチ剤のこと。髪に種々の明度を出せれる。髪への損傷は激しい。

 

補足

●酸性酸化染毛剤=弱酸性の永久染毛剤

●酸性染毛剤=半永久染毛剤

最低限この違いがわかった上で施術して欲しいと思いまする…

↑プロ向け

 

最後に

以上が染毛剤の種類分けになります。

皆様どうでしたか?

チンプンカンプンですよね(~_~;)wわかりますw

 

しかし我々はプロとして少なくても使用する薬剤の

知識がないとお話にならないばかりか

お客様の毛髪に無意味な損傷を与えてしまうのです。

ヘアスタイリストのプロとして

お客様とのカウンセリングでどの薬剤を使うのか

しっかり熟知した上で使いましょうね。

 

また、一般的な方に関しては

ただ髪染めるだけかも知れませんが間違った認識で

毛髪や頭皮強いては体に異常が発生して

大変な事になる事だってあります。

 

決して市販の薬剤が悪いと言うわけではありませんが

専門のスタイリストに御相談してから使用する事をおススメします。

 

第二弾に続きます…(*‘ω‘ *)お楽しみにw